医療脱毛のレーザー照射でやけどをするリスクはゼロではなく、施術時の照射設定レベルが高すぎたときには、生じる可能性があります。医療レーザーは基本的に照射設定できるレベルも高く、効果を高く出したいために、設定を上げすぎてしまうと、皮膚にはトラブルが起きやすいです。特にVIOパーツなどは皮膚の大変薄くて、デリケートなだけに、出力の設定は高すぎないこと、適正であることが必要になります。
医療レーザー脱毛のマシンは、照射の設定を上げなければ、永久脱毛の効果が出ないわけではありません。またエステサロンでの光脱毛でも、肌へのトラブルは起こることがあります。光は弱いとはいえ、レベルを上げて肌に不適切なパワーであれば、皮膚には赤みが生じやすくなります。
脱毛に通うに当たり肌の自己管理も大変重要になってきますので、肌は黒く日焼けをしないように心がけることです。医療レーザーもフラッシュ脱毛も、基本的な仕組みは共通する部分があります。
黒いメラニン色素に反応を示す性質があるため、日焼けをしたままの肌では、医療レーザー照射をした時に、皮膚に対して反応を示すため、皮膚には大きなダメージです。脱毛に通い間は肌には日焼け止めを塗ること、乾きやすいので保湿をすることも必要になります。
すぐにしたい火傷対処法
医療クリニックの脱毛でやけどを負った場合、火傷対処法は症状にもよりますが、まずは患部を冷やすことが先決です。何もしないままでは熱がこもるばかりですので、保冷剤等を当てて肌をクールダウンさせます。
エステの場合は保冷剤での冷やすケアとともに、保湿成分を多くすくむ、ローションや乳液などを使い、肌への高い保湿を行います。また症状により、提携している医療機関を受診することもあります。
医療機関ではないので、看護師やドクターもいませんし、医薬品を使った治療はできないため、提携のクリニック等へ行くことになります。その際の医療費に関しては、サロン側の責任であれば、サロン側が負担するのが一般的です。
医療機関での皮膚のトラブルが生じた場合、熱がこもる部分への保冷剤の使用で、まずは肌を冷やすことになります。医療クリニックの場合は、常にドクターも看護師もいますので、医療行為を早急に行うことができます。塗り薬などを塗りすぐに対処をすることができますし、肌の状態に応じての医療行為が行われます。
クリニック内で肌の状態に、まだ赤みやほてりが強く出るときには、帰りに処方薬も受け取り、自宅でもケアをします。軟膏や痛み止めなど、自宅で利用できる医薬品の処方を受けて、自宅でのケアで様子を見ます。